ポテトの咲く丘
バスガイドさんはどさんこでした。だから、開拓の歴史と大正15年に起きた
十勝岳の噴火で144名が亡くなったことを語る時は
とても熱がこもっていました。
さすが北海道魂。
そんな北海道の方々はお赤飯に甘納豆を入れるそうです。
「本州では小豆だと知って驚きました」
とバスガイドさんは言ってましたが、
うちはささげです…。

旭山動物園を後にし、今度は美瑛です。
通称「パッチワークの丘」。
花が咲く前なので緑の濃淡パッチワーク。
見渡す限り緑って、スバラシイ。
ここで20分ほど休憩。
食べ物の屋台が並ぶ中、
ひとつだけ離れて存在する小屋を発見。
お店らしいので入ってみると、中におじさんがひとり。
「いらっしゃい。思う存分見て行くんだよ、
見るのはただだからね」
その「ただ」が一番怖いんですけど、
と思いながら周りを見ると、
ガラス製品が並べられていました。
すべておじさんの手作りだそうです。
すごいですねえ、と見入っていると、おじさんは
「バスの排気ガスがひどすぎる、夏はどうなることやら」
とぶつぶつ。
そのバスで私は来たのでなんだか申し訳ない気持ちです。
最後におじさんは自分で撮って作ったポストカードを
何枚か並べて、一枚だけあげると言ってくれました。
青色の空とピンク色に染まった雲のカードを選ぶと、
「これは秋の夕焼けだよ、君は情熱的だね!」
と言われました。
…おじさんのほうがとても情熱的です。
バスに戻ると、
「じゃがバタととうもろこし制覇したわよ!」
とソフトクリームをなめているおばちゃんがいました。
その後は夕食の話ですよ、すごいぞ、おばちゃん。
一方、私のほうはこのあと車酔い。
神さま、おばちゃんの元気を少し分けて下さい。
パーキングエリアでトイレ休憩の時、出発ギリギリまで
バスの外にいたのですが、バスの運転手さんが
外と中を行ったり来たり。バスガイドさんが
「どうしたんですか?」と訊ねると、
「いや、一ヶ所ランプがつかないんだよね」
「それ大丈夫なんですか?」
「走行には関係ないけど、ぼくの管轄じゃないしねぇ」
最後の最後までツッコミどころ満載だ。
- 2008/06/22(日) 20:39:25|
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